責任と結果が求められる社会人

学生と社会人の仕事には違いがある。業務内容も難しくなるが、決定的な違いは責任と目的である。例えばミスをした場合、自分だけの責任では済まなくなり、企業や周りの人たちにまで迷惑がかかることになるだろう。学生は勉強をせずに単位を落とした場合、それは自分自身の責任となるはずだ。アルバイト先で仕事に失敗しても、怒られることは当然あるだろうが、迷惑をかけたことは上司の指導不足だと指摘されることも少なくない。

企業での責任の取り方はミスの度合いによって違いはあるが、自分自身で時間や労力を使い穴埋めをしていかなければいけない。ときには減給など収入に響くこともあり、非常に緊張感がある。責任は、勉強をすることにも関わってくる。それは、テストでいい成績を取りたいとか、志望大学へ合格したいから勉強するのとは意味合いが違う。社会人の場合、入社して間もなく企業から収入を得られる。それは自分の働きに対する対価で、裏を返せばそれ相応の仕事をしなければならないということだ。新入社員でも、営業であればセールストークを駆使して契約を取らなければいけないし、専門職ならはじめからできて当たり前と周囲からみなされるのである。できないということは認められず、そこで働き続ける以上はできるように必死で勉強しなければいけない。
学生が勉強をする目的は、頭がよくなりたいという理由が大半を占めている。一方で、社会人が勉強する目的は、いい成績を出して企業の収益を上げることにある。