自由に使える時間の現象

学生から社会人となって本格的に仕事を始めると、最も変貌するのは自由に使える時間だろう。いうまでもなく、講義さえ終われば自由な時間を確保し放題といっても過言ではなかった学生時代。それからガラリと変わり、社会人となってからは日々の出勤と残業は当たり前のスケジュールとなり、自由に使える時間が著しく減少するのは避けられない。そのような事態となってはじめて、人は時間の有効活用とその無駄をなくす意味を知り、意欲的に無駄の無いスケジュールの調整方法を覚えていくのである。

特にこの傾向は、オフや休日により本格的な準備をした上で郊外へ出掛けて趣味を楽しむ人に強く見られる。そうでなけば仕事と趣味の両立や充実は到底不可能であり、いずれも中途半端に終わって常に疲労だけを残す結果に終わってしまうだろう。ただその一方で、経済面に関しては収入の増加に伴い充実の方向に向かうため、その面においては仕事と趣味の両立をより簡単にできる方法を考慮できるようになるのだ。例えば、より短時間で趣味活動ができる場と自宅を往復できるマイカーの購入であったり、趣味のための体力作りと日々の仕事や生活における健康増進を両立させるトレーニングアイテムを購入したりするというのも良い例だといえるだろう。
社会人になって得られる自由な時間と収入の間には反比例の関係が成立するのが常であり、その中に上手く趣味を捻じ込むためには、適度な妥協点を自分なりに探し出すことが求められるのだ。